願望でモノを買うのはやめよう!現実を受け止めることが大事です
私、ちょいちょいやらかします。
「自分の未来への願望」でモノを買うことを。
先日もやっちゃいました!
生活のリズムが変わり食生活の乱れが原因
私、東京でサラリーマン生活をするようになってっから、平均すると5kg、多い時で7kg太りました。
原因は、紛れもなく、食生活の乱れです。
田舎にいた時は、仕事で遅い時間に家に帰っても家族は寝ていたので、私もそのまま何も食べずに寝ていました。
朝も、家族のお弁当を作った残りを食べて、仕事へ出掛けていました。
しかし、東京で息子と一緒に生活をするようになって、遅い時間に帰ってきても「子供にはちゃんと食べさせなきゃ」という親の使命感が、自然に働くわけです。
会社を出てから家に着くのは、夜の9時過ぎです。
そこからご飯を作って一緒に食べ始めるのは、夜の10時過ぎになってしまうんです。
それから子供と一緒にご飯を食べ始めるので、もう既に夜食の時間帯の域ですよね。
巷にあふれたダイエット本を見ると、「夜の10時以降に食べると間違いなく太る!」なんていう言葉が踊っているわけです。
危険な過去の自信
でも、そんなこと気にもしていなかったんです。
なぜなら、高校の時から体重が変わらなかったからなんです。
出産の時と、30代前半に仕事のストレスで太ったことはありましたが、直ぐに戻ったんです、若かったから。(笑)
そんな経験もあって、「少し太っても直ぐに戻せるだろう」程度で考えていました。
しかし、「子供と一緒にご飯を食べること」「仕事からの解放感」「その時間までの空腹の我慢」が、夕飯(夜食の域)を食べ始めると、私の満腹中枢のリミッターを壊しにかかるんです。
気付くと、食後のデザートも一緒に子供と食べたりして。(夜の11時近くに!)
食事が終わるのは、夜の11時頃。
そこから、お風呂に入って12時半ごろに床に入ります。
ひどい時は、化粧も落とさずそのままベットに横になり朝を迎える、なんてこともしばしばありました。
寝る3時間前からは、食べたものが身になってしまうので、食べない方がいいとも言います。
この時は、そんなことはお構いなしの生活を、胸を張ってやっていました。
なぜなら、昔少し太った時に、直ぐに戻ったから。
今なら言えます、「戻りませんから〜!! あなたは残念な人ですね!」と。
綺麗に右肩上がりに増える体重
そんな生活をしているので、体重は右肩上がりに増えていきます。
そこに息子が「お母さん、体重計見ながら”また太っちゃった〜”って言っているけど、田舎で仕事をしていた時は、いつも仕事のことばかり考えていたから、まぁいいんじゃない、今も仕事も頑張っているけど楽しそうだから」なんてことを言ってくれたんです。
人間は楽な方に流れ、自分の都合のいいように解釈するものです。
「だよね〜」と私は、ゆる〜く自分を甘えさせていたんですよね。
それから1年後、「やばい!」と思った時は、時既に遅しで、「夜の食べ癖」「甘やかせた気持ち」「代謝が衰える40代後半」が大きな擁壁となり、どうやっても痩せません!それはそれはびっくりするくらい!
今は、少しずつ体重を減らしている努力をしているつもりではあります。
昔のサイズがインプットされている、とんだ勘違い
前置きが長くなりましたが、買い物に行くと試着をしないで買ってしまうことがあるんです。
先日、家の近所にある大型スーパーの文房具コーナーで買い物をしました。
その隣に、婦人用の下着コーナーがあるんですが、私が好きなブランドの下着が30%offで売られていたんです。
しかも、その日着けていたブラジャー(以下:ブラ)の色違いのもので、色も好みのものでした。
「そろそろ新しいものを一つ買いたいな」と思っていたところだったので、「これはラッキー!」と思い買うことにしました。
そこで悩んだのがサイズなんです。
現実を無視して願望で購入した失敗
実はこの日着けていたブラは、店員さんにサイズをみてもらって買ったものなんですが、ちょっと大きめに感じていたんです。
そして、心の中で「これから痩せるんだし」という”根拠のない言葉”がささやいてきたんですよね。(これ時々あること)
それなら、一つ下のサイズがいいかなと思い、試着もせずに買ってきました。
この日は暑かったので、帰宅後直ぐにシャワーを浴びました。
早速、新しいブラを着けたんですが「あれ⁉︎とっても苦しい…、1つサイズダウンしただけで、こんなに違うもの?」と思いながらも、新しいブラをつけたまま夕飯を作り始めました。
しかし、苦しさに耐えられず、他のブラでサイズを確かめました。
すると、買ってきた新しいブラのアンダーサイズが、2つ下のサイズだったんです。
「あっ、そうだった!前回買った時、1つ大きいサイズを店員さんに勧められて買ってた!」ということを思い出しました。
高校時代から変わらなかった体重と洋服のサイズが、頭の中にインプットされているので、普通に疑いもせず、基準にしていたサイズは昔のサイズだったんです。
そりゃー苦しいわけですよね、単純に10㎝違うわけですから。
私の昔のサイズ、及び、”根拠のない”将来必ず痩せる願望が招いた、ムダな買い物となってしまったこの現実。
娘に使ってもらおうかと聞いてみると、「サイズが合わないから無理」と言われ、行き場のないブラが、クローゼットの引き出しに今も仕舞われています。
「自分の未来への願望」でモノを買う。これ、忘れた頃にやってくるんです。
気をつけましょう。(自分へのリマインドも兼ねて)
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