親の介護で見えてきた自分の本心を知るシンプルな究極の問いかけ
50代に入って子育てが終わってホッとしていると、急に両親の介護が始まり悩む人も多いと思います。
私もそうです。
そんな時こそ、自分へのシンプルな問いかけをすることで本心が見えてきます。
やりたいか、やりたくないか、自分にシンプルに問いかけてみる
自分を何十年と育ててくれた親との関係は、複雑な感情が絡みますから難しいことですし、仕事や家事、子育てと違って終わりも見えません。
“家族と良い関係を気づけなかった”という人や”ずっと良い関係を築いてきた”という人にとっても、どう判断するのかが難しい問題です。
しかしここで、シンプルに選択肢を絞ってみると、実は自分でも気づいていなかった本音が見えてきます。
例えば、「やりたくない」と思っていたとしても、実は子供としての責任が果たせてほっとしている自分がいる。
実はこれは私です。
「今、両親との時間を大事にしておかなければ一生後悔する」と思う今の自分がいます。
これは、自分にとって実は「やりたいこと」だったということになります。
逆に、”親孝行な子供でなければ”と、「近所や親戚の目を気にして、自分の夢を犠牲にしていることが本当は辛くて仕方がない」という人もいるのかもしれません。
本音が分った先に見えるもの
自分の本音が分ったら、同時に「自分がなぜそうしたいのか」または「そうしたくないのか」の理由も一緒に見えてくるはずです。
自分の本当の欲望を知っていれば、やるにせよやらないにせよ、もっと現実的に手段を考えられるようになるのではないでしょうか。
やりたいことなら、「リフォームをして一緒に暮らそう」とか「昼間だけデイケアに頼めないか」という選択肢も出てくるでしょうし、やりたくないことなら「誰か代わりに頼めないかな」とか「金銭的な援助を受ける手段はないかな」というように様々な選択肢があることに気づくはずです。
親の介護問題については、感情もありますし親の希望も自分の希望もありますから選ぶのは非常に難しいと思います。
それでも自分の本音を知っておけば、道が1つしかないわけでもないことも分かってきます。
私はそんな今のような将来が、いつか来るだろうと思っていました。(もっと先だと思っていましたが)
その時は「やりたいか、やりたくないか」の選択を明確にはしていませんでしたが、場所を選ばずに稼げる仕組みを作っておきたいとは思っていました。
今はあの時に考えておいて良かったと思っている自分がいます。
仕組みを作っていたことで心に余裕も生まれ、両親との時間を大切にしたいと思う自分を発見できたので。
私のように突然介護が始まってしまうこともあります。
現実的になるであろう将来のことは人生の中盤に入った今から少しずつ考えて、本業以外の収入口を作っておくことは大切だと思います。
まずはシンプルに、自分へ質問をしてみてくださいね。
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