自分の人生と親の人生 認知症の人が見ている世界と安心感
今朝、コーヒーを淹れようと思ったら、フィルターを切らしていたことに気づきました。
でも、コーヒーが飲みたいし、雨の中を買いに行きたきはないし…
引き出しを開けたら、目の詰まった茶漉しがあったので使ってみました。
やっぱり、ペーパーフィルターって凄いですね。
一瞬、「今日のコーヒーは見た目が濃い」と思いましたが。飲んでいくと次第に細かい粒子が、カップの中にコーヒーが減った分筋となって年輪のように残っているんです。
そんな発見にクスッとしながら、梅雨の時期に降る雨音を聴きながら書いています。
同年代の50代女性のお悩み
先日、50代の女性達とお茶会を開きました。
私と、もちろん同年代ですが、皆さんはどんなことを考えたり悩んだりしているのかなと思ったので開催したんです。
リアルな点では、私も直面している「親の介護の問題」のことを話されている人もいました。
共感するところもいっぱいあって、お互いの今の状況が手に取るように分かり合えるところもあって、話せるっていいなと思いました。
私は一人っ子だから、「やっぱり自分がやらなきゃいけない」という気持ちが強いんです。
時々、自分で考えても答えが出ない時は、兄弟がいる人は相談できていいなと羨ましくも思います。
特に小さい頃はそうでしたね。
でも今は歳も重ねて、しっかりと現実を見れる大人になったので(50代だから当たり前か)、「兄弟がいたら良かったのにな」とは、思わなくなりました。
兄弟がいるから、相談ができるかといえばそうでもないみたいだし。
今の自分が置かれている状況を、自然に受け入れていたみたいです。
諦めではなく、自然にそうなっていました。
親の人生、自分の人生
そうそう、私も直面している「親の介護の問題」の話。
私の周りには、起業家の女性が多いからか、割り切って考えている人が多いんです。
なんかね、暗くないの。
親の人生、自分の人生、ちゃんと分けて考えているんです。
私もね、必ずどこかに両親のことを考えてはいます。
ただ、両親が二人でやれることはやってくれているし、そこに自分自身がなんとかしてあげなければ、という責任感を感じる必要もないと思っています。
自分が両親の立場だったら、子供には迷惑はかけたくないと思うとはずだし、両親もそのことを口に出しているので。
だから、「行ける時は、いつでも行くからね」という雰囲気だけは作っています。
それが安心感にもなっているので。
認知症の人が見ている世界
この時のお茶会で、認知症の親への家族の対応で話していたことが、本人から見ている景色と、家族が本人を見ている景色が違うことを理解しなければならないということ。
そして、不安にさせてはいけないことが大切みたいです。
うちの母が認知症だと分かった時に、母は認めたくはなかったんですよね。
母の立場に立ったら、私もそうだと思います。
毎日毎日、何度も何度も話をして分かってもらい、「大丈夫だよ、お母さんは何も心配しなくて、長生きさえしてくれれば」と言ってから、穏やかな元の母に戻ったんです。
やっぱり、安心感が精神的にはとても大切みたいです。
その時に、参加をしていた方がお勧めしてくれた本があります。
マンガで描いてあって読みやすいそうです。
私も買って読んでみたいと思います。
「マンガでわかる!認知症の人が見ている世界」
はこちらから
↓
ーPSー
コーヒーは、やはり半分までしか飲めませんでした。笑
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