朝ドラエール福島の古関裕而ゆかりの地を巡るオススメ最短コース!
先日天気も良くドライブ日和だったので、朝ドラ「エール」の舞台となった福島市を訪ねてきました。
毎日、夫と朝ドラ「エール」を観るのを楽しみにしてますが、今回訪れた古関裕而記念館のすぐそばにある、福島市のシンボルでもある「信夫山」へも足を延ばしてきました。
そこには、ドラマでも描かれている「暁に祈る」の歌碑がありました。
これから行かれる予定がある方は、是非こちらへも足を運んでみてはいかがでしょうか。
ゆっくり見ても車で3時間程度で回ることができます。今回は行けなかった「古関裕而生誕の地記念碑」がある喜多三呉服店跡地も含めてご紹介したいと思います。
目次
古関裕而記念館にはご夫婦が歩まれた歴史が満載!
駐車場側から見た「古関裕而記念館」の外観です。
私が訪れた時期は紅葉が綺麗な時期でしたので、この素敵な外観がとても印象的でした。
大きなシンボルツリーは落葉樹ですので、春夏秋冬それぞれの季節の外観を魅せてくれると思います。
是非、駐車場側からもこの建物の外観を見て欲しいです!
古関裕而記念館 基本情報
施設名 | 古関裕而記念館 |
所在地 | 福島県福島市入江町1-1 |
電話番号 | 024-531-3012 |
開館時間 | 9:00〜16:30 |
休館日 | 12/29〜1~3(年末年始) |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 有り:無料 |
ホームページ | HPはこちらから |
古関裕而記念館 地図とアクセス
車の場合 | 東北自動車道 福島西ICから約25分(東京方面)、飯坂ICから約20分(仙台方面) |
電車の場合 | 福島駅東口バスターミナル ②③乗り場 保原・梁川方面 乗車 日赤病院前下車徒歩3分 |
入館料や駐車場が全て無料
入館料、駐車場が全て無料でした。
記念館などには何度か足を運びましたが、無料というのは初めてでした。
▲記念館脇にある駐車場
▲入り口 駐車場脇の道路には係員の人がいて、誘導してくれます。
▲広場側からの古関裕而記念館。
冒頭で紹介した道路側写真の反対側見た外観です。
建物のデザインが全体的にとても素敵で魅力あるものでした。
是非外観もゆっくり見てください!
古関裕而記念館 内部
▲記念館の入り口では、アンケート(コロナ対策)があります。手の消毒もあり安心して館内を見学できます。
▲受付を済ませると、1階正面に「古関裕而先生像」があります。
▲愛用していたオルガンも展示してあります。
▲1階の展示物を眺めながら、2階の展示室への案内を待ちます。
椅子もソーシャルディスタンスを保つ位置に配置されているので、案内されるまでゆっくりと展示物を見ながら待つことができます。
残念ながら、1階の一部と2階は撮影禁止です。
▲功績の展示物。 2階には自筆の楽譜やレコードなど、たくさんの展示物があり、見応えがありました。
奥様の金子さんの歴史と古関裕而さんの歴史を重ねた年表を合わせながら二人の展示物を見ることもできますので、分かりやすくドラマのストーリーを思い出しながら見てきました。
手書きの譜面の展示や、戦争当時の作曲活動の説明もあり、当時の大変さを感じることもできました。
記念館敷地内にある喫茶バンブーの特設会場
コロナの影響でドラマの放送期間も延びたので、「喫茶バンブー」の特設会場が休憩所として9月から開設されたようです。
こちらの特設会場は、2020年12月28までまでの公開です。
▲休憩所として利用できる、「喫茶 バンブー」の特設会場。
▲梶取夫妻がお出迎えしてくれます。
▲マスター役の、野間口 徹さんと奥様役の仲 里依紗さんの直筆のサインも飾ってありました!
▲ドラマを観て気になっていた、バンブーのカップ&ソーサー。
▲ドラマでも、主人公の裕一(古関裕而)が東京で作曲活動を始めた頃に出てきた、コロンブスレコードの「赤レーベル」と「青レーベル」も展示。
▲「喫茶バンブー」の看板と、ドラマでもレコードを聴く時に出てきた蓄音機。
▲喫茶バンブーのイメージスケッチと説明写真を見ると、ドラマのセットがリアルに再現されているのが分かります。
▲ドラマの登場人物も説明もありました。
▲ドラマで主人公の裕一(古関裕而)が幼少の頃に聴いていた蓄音機も展示してありました。
▲休憩所の各テーブルには、竹に音符が彫ってあるバンブーライトが置いてありました。 欲しい・・。
「喫茶バンブー」特設会場は2020年12月28までなので、行かれる方は是非こちらがある時に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ドラマの中では、主人公をはじめメインキャストが常に訪れる喫茶店ですので、ドラマの中に入り込んだような気持ちになりますのでオススメです!
福島市のシンボル 信夫山第一展望台 に「暁に祈る」の歌碑
古関裕而記念館からすぐの所に、福島市のシンボルでもある「信夫山」があります。
この山の第一展望台には、作詞:野村俊夫、作曲:古関裕而、歌:伊藤久男 『福島三羽烏』で作られた、ドラマにも出てくる重要な曲、「暁に祈る」の歌碑があります。
ドラマの中でも戦争中のシーンが描かれていますが、その中でも当時の若者が出兵を志願することを後押ししたとして、作曲をした主人公の裕一(古関裕而)や歌っていた久志(伊藤久男)が終戦後苦悩し、人生に大きく影響を与えた曲でもありましたので、是非見たいと思いました。
信夫山第一展望台 地図とアクセス
所在地 | 福島県福島市御山羽山7 |
営業時間 | 24時間 *異なる日も有り |
福島市観光コンベンション協会サイト | 福島市観光ノート |
「福島三羽烏」が福島市を見守るようにそびえ立つ
▲歌碑は、古関裕而さん、野村俊夫、伊藤久男さんと出会った福島市を見守っているかのようでした。
▲歌碑から見る福島市内。
「暁に祈る」がなぜ信夫山の第一展望台に建っていたのか、この場所に立って改めて分かったような気がします。
幼い時代に三人は出会い、三人でレコードを出すことを夢見て実現までしましたが、自分達の曲が戦争で亡くなった多くの人達の人生に大きな影響を与えてしまった苦しさと、生まれ育った故郷に夢を持った幼き頃を思い出しながら、平和な時代が続くことを願っているように感じました。
福島駅の東口は朝ドラ「エール」一色!
「古関裕而記念館」から車で約10分位のところに、福島駅があります。
駅の東口を出ると「エール」一色でした!
▲大きな花時計と朝ドラ「エール」の大きな看板が迎えてくれます!
▲古関裕而さんご夫妻の写真や生誕100年記念のモニュメントも暖かく迎えてくれます!
この日は日曜日ともあって、駅前ではご当地イベントが開催されていて、親子連れの家族がバーベキューをして楽しんでいました。
▲福島駅東口は「古関裕而のまち」が至るところに。駅前周辺と街中には樹木があり駅前に立つ木々も紅葉めいていて、建物とのバランスもよく居心地がよかったのが印象的でした。
古関裕而生誕の地記念碑
今回は私はこちらの誕生の地へ行くことはできませんでしたが、福島駅東口から約徒歩9分のところにありますので、是非行ってみてはいかがでしょうか。
午前9時・正午・午後3時の3回、「さくらんぼ大将」「とんがり帽子」「阿武隈の歌」が流れます。
※福島市ウェブサイトより
古関裕而誕生の地記念碑 地図とアクセス
所在地 | 福島県福島市大町4−4 |
福島市ウェブサイト | こちら |
福島に来たら、麺家「くさび」のラーメンで腹ごしらえ!
福島駅東口から「古関裕而誕生の地記念碑」方面へ向かって行く途中に、こちらのお店があります。
こってり系のラーメンが好みの方にオススメのお店です。
こちらのお店で腹ごしらえをしてから「古関裕而誕生の地記念碑」へ向かっても良いでしょう。
▲駅前通りに立っている「くさび」の看板
麺家くさび 福島店の情報
店名 | 麺家くさび 福島店 |
所在地 | 福島県福島市栄町10-4 栄町ビル1F |
電話番号 | 024-522-2633 |
営業時間 | 月〜木:11:00〜翌4:00、金・土・祝前日:11:00〜翌5:00、日曜:11:00〜翌3:00 |
定休日 | 無 |
駐車場 | 無(近くに有料駐車場有) |
予約可否 | 不可 |
クレジットカード | 不可 |
ホームページ | HPはこちらから |
麺家くさび 福島店の地図とアクセス
JR福島駅東口から349m 約徒歩6分
こってり系が好きな人にオススメ。苦手な人は煮出熟成がオススメ。
今回私が食べた魚節をベースとした「煮出熟成」のラーメンはあっさりしていてとても美味しかったです!
他には、「辛味香辣醤」「炊出豚骨」「蔵出味噌」がベースになっているメニューがありました!
▲煮出熟成「くさび得盛中華麺」。さっぱりスープでした。
▲こちらは煮出熟成の「魚節豚骨麺」。こってりなのに魚節の旨味が満載でスープがやみつきになりそうでした。
▲餃子は「野菜よりお肉の量が多い!」と感じました。
トッピングもたくさんあって、ボリューム満点のお店でした。とても美味しかったです!
これから寒くなる時期はもちろんのこと、ラーメン好きの人であれば是非食べてみてほしいと思いました!
オススメです!
まとめ
今回3時間程度で回れる、古関裕而さんのゆかりの地をご紹介しました。
「古関裕而記念館」に行かれた際には、「暁に祈る」の歌碑がある信夫山まで足を延ばされることをオススメします。
信夫山から見た福島市内の眺望もとても良かったです。
福島県は音楽が盛ん
福島県は、中学校や高校の音楽コンクールで毎年全国優勝するほど音楽が盛んで有名な県でもあります。
古関裕而記念館に隣接する、「福島市音楽堂」は県内のコンクールの決戦大会でもよく使用される施設です。
この日も、古関裕而さんの名曲を披露する催しが行われていました。
▲古関裕而記念館に隣接する、「福島市音楽堂」。
こちらの建物も、とても素晴らしいデザインでした。
今回はドラマでも表現されている、古関裕而さんと奥様の金子さんとの夫婦愛、福島三羽烏の友情を改めて感じることができて、心が暖かくなりました。
そして現在も中学生や高校生が音楽を楽しみ、今も県民に受け継がれているんだと感じました。
ドラマを観て行ってみたいと思っている方、是非福島市を訪れて古関裕而さんの時代にタイムスリップをして、夫婦愛と友情を感じてみてください。オススメです!