東日本大震災から11年目を迎え改めて平和を願う気持ちが強くなりました
今日で、東日本大震災から11年目になります。
昨年、10年目を迎えた節目に当時のことを綴りましたが、まだ途中ですのでそちらはまた続きを書こうと思います。
東日本大震災の記事
↓ ↓ ↓
東日本大地震 福島での当時の生活【1回目】震災当日は映画を観ているようでした
今日は一日穏やかな日でした。
日常が穏やかに過ごせるのは当たり前ではないということを、この11年間を振り返って改めて感じています。
3.11は特別な日
もう11年も経つんですよね、震災から。
あの日の強い揺れは、今でも忘れられません。
昨年の2月にも震度6の地震がありましたが、夜中に発生し強い揺れが始まったと同時に停電になってしまったので、恐怖が蘇りました。
今日は夫と夕飯を食べながら、「震災当日の今頃は」と会話をしながら当時を振り返っていました。
大きな揺れがようやくおさまってから、会社から自宅へ戻る途中の道路は、大谷石を使って建てられた塀が倒れていて、通れなくなっているところもあって迂回をしながら家に帰ってきたのを思い出します。
目の前の景色が朝とは違っていたので、現実なのか嘘なのかよく分からない感じでした。
まるで、ゴジラが辺りを破壊しながら通り過ぎて行ったかのような、映画の中にいるみたいでした。
午後2時46分を迎える時
震災当日は、この時間を迎える数分前から、会社のフロアに居た人達の会社の携帯電話や個人の携帯電話から、けたたましく緊急地震速報の音が鳴り始め、急に会社の中の空気の流れが変わりました。
皆んなが「なに?なに?」と言い始めてから直ぐに、大きな揺れが始まりました。
この、午後2時46分を迎える時は、今でも少し緊張します。
震災を経験した人は、この時間は皆そう感じているかもしれません。
今年も、穏やかにこの時間を迎えられたことに感謝です。
そして今は、穏やかな日常が送れることに幸せを再確認できる瞬間でもあります。
当たり前のことなんて、何一つ無いんですよね。
天災を経験したことと人災によって命を落とす人達いる今
11年前に震災を経験して、今も忘れることができない人達は多くいます。
肉親や大切な人達を亡くしていれば尚更です。
震災から11年経った今、戦争で大切な人や住む家を失くしている人達も、今こうしている間にいるのだと思うと悲しくなります。
震災は自然現象で起こるものなので、防ぎようがありません。
しかし、戦争は違います。
毎日ニュースで流れる現地の状況の映像を見ると、悲しくなります。
早く、平和な世界が戻りますように。
心から祈ります。