東京と地方の2拠点生活は自分を維持するための大切なバランス
私が2拠点生活を始めることになったのは、8年前に東京の会社へ移ることになったのがきっかけです。
月の半分を東京の自宅で過ごし、残りの半分を福島の自宅で過ごしています。
今の自分にとって、このバランスがとても心地よいと感じています。
病気療養から始まった今のスタイル
東京に住むようになって5年目の時に、私は脊髄炎という病気になりました。
東京の病院では、病気を見つけることができず、地元福島の総合病院で見つけることができました。
入院中にコロナが流行り出し、治療で免疫機能が低下していた私は、1年半の間福島の自宅で療養をしていましたが、この1年半は療養期間を強いられた形になり、リハビリをしながら健康のことを見直すきっかけにもなりました。
そしてコロナのおかげで、体のことを一番に考えて過ごす癖づけができた1年半でもあったように思います。
どんなに仕事が上手くいっても、お金が入ってきても、健康でなければ幸せになれないと改めて教えてもらえたような気がします。
人生100年時代の折り返し地点の50歳に病気入院をした経験は、私にとって生き方や価値観が変わったきっかけでもありました。
月の半分ずつが、ちょうどいいバランス
今は、東京と福島で月の半分ずつを過ごしていますが、時間の流れ方が東京と田舎では全く違います。
田舎に帰ってくる理由の一つに親の介護のこともありますが、私には心地よくゆっくりと流れる時間を送ることが、自分の原動力になることも分かりました。
田舎では、毎朝鉄瓶でお湯を沸かすことからスタートします。
それから庭に出て、庭のもみじを眺めながら鉄瓶で沸かした白湯を飲みます。
今朝は、庭に咲いていた小さな紫蘭を発見しました。
こんな些細なことでも、喜びに変わるんです。
この間の週末の休みには、庭にある梅の木の梅を夫に採ってもらいました。
今年のお正月に、去年私が庭の梅で作った梅酒を家族で飲みながら過ごした時間がとても嬉しかったので、今年も作ろうと思います。
東京と田舎、それぞれの良さ
田舎では、空気の流れや時間の流れが穏やかですが、東京はスピード感とウキウキ感、そしてざわつき感があります。
どちらも私は好きなんですよね。
面白いことに、新幹線から降りてホームに足を踏み入れた瞬間に、都会モードと田舎モードのスイッチが切り替わります。
東京は、やはり情報がたくさん集まる場所でもありスピード感もありますので、半月東京を離れるだけでも違った景色が広がっていたりします。
そして、車社会の田舎とは違って電車を使って生活をしているの人がほとんどですので、自分の脚を使って歩きますから、お年寄りの人でも背筋をピンと伸ばして若々しく歩いている人が多いなと感じます。
私も東京では気付くと結構な歩数を歩いていますので、それも健康を維持するためにちょうどいい運動になっています。
50代に入ると、価値観やモノの見方も変わってきます。
その変化に戸惑うこともありますが、「自分をご機嫌にする」ことが一番大事だと思っています。
私にとって、東京と田舎の2拠点生活の心地よいバランスが、今の自分をご機嫌にしてくれる源になっている生活スタイルみたいです。
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