映画鬼滅の刃が韓国でも1位になったニュースを見て 映画館に観に行きました!
今朝は週末なので、夫は普段よりゆっくりと寝室で休んでいました。
私はいつものように、朝起きてから蓄熱暖房機の室内設定温度を上げてから加湿器のスイッチを入れ、カーテンを開けました。
すると目の前には、雪で真っ白になった景色が飛び込んできました。
寒いのが苦手な私は、「今日は絶対外に出ない」と思いながら、珍しく普段あまり見ないテレビを付けました。
ちょうど付けたタイミングで、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、韓国で上映されたことを、朝の情報番組でやっていました。
昨年上映された時から気にはなっていましたが、実は周りが騒いでいるほど興味がなったのですが、その情報番組を見てから、さっきまで「今日は絶対外に出ない」と思っていた気持ちは瞬時に消え、「やっぱり観てみようかな・・」と思いました。
映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観た感想を、お伝えしたいと思います。
目次
韓国では封切りと同時にボックスオフィス第1位を記録
朝の韓国ではソウルをはじめ、メガボックス映画館80カ所で上映され、ボックスオフィスで1位を記録したことを情報番組では伝えていて、更に韓国の映画館にはオープン前から長蛇の列になっている映像も流されました。
そして、映画を観た韓国の人達はSNSで「ハンカチを準備して行ってください」とつぶやいていたことも伝えていました。
一般上映初日の27日、ソウルをはじめ全国80のメガボックス映画館で上映された『鬼滅』は、6万6千人余りの観客を動員し、封切りと同時に韓国・ボックスオフィスで1位を記録。これに、22日から3日間行われた先行上映で1万人の観客を動員した成績を加えると、累積の観客数は7万6千人に達する。
「ソーシャルディスタンス」を確保するため、上映館内では一席ずつ空席を置くことや、21時営業終了を守らなければいけない韓国劇場業界の事情を考慮すれば、初日とはいえ、期待をはるかに上回る数字だった。
− YAHOO!ニュースより −
これを見たら、「やはり観ないとでしょ!」と思いはじめ、寝室から起きてきた夫に、「今日、映画 ”鬼滅の刃”観に行こう!」と言いました。
夫は私なんかよりもだいぶ「鬼滅の刃」に入れ込んでいたので、びっくりしたように「い・・いいよぉ」と言ってくれました。
昨年上映されてから既に3ヶ月経った今も人気が続いていた
私達は、午後1番の時間に上映される回を観ることにしました。
映画館に入った途端に、「鬼滅の刃」を目当ての人達が列を作って並んでいたので、先ずはそのことに圧倒されました。
「既に上映されてから3ヶ月は経っているのにすごい人気だね」と夫と話しをしながら最後尾に並びました。
客層は、小さな子供連れの家族から、中高生、社会人、私達のような中高年のご夫婦の方も何組かきていました。
幅広い人達から支持されていることが、この映画の人気が続いている要因の一つだとも感じました。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の超簡単なあらすじ
闇の中を走る「無限列車」での任務を、主人公の竈門炭治郎をはじめ、我妻善逸、嘴平伊之助は言い渡されます。
「無限列車」には、既に乗り込んでいた、炎柱・煉獄杏寿郎と合流します。
炎柱・煉獄杏寿郎は、「無限列車」で多くの人が行方不明となっていて、数名の剣士を送り込んだが行方不明になってしまっていたので、柱である煉獄杏寿郎が「無限列車」に今回は乗り込んだと竈門炭治郎 達に話しをします。
竈門炭治郎は、以前、累との戦いで無意識のうちに行っていた、父親の「ヒノカミ神楽と円舞、火の呼吸」について、似たような技である炎の呼吸を操る煉獄に尋ねましたが、煉獄は「知らん」と言い放ちました。
その後に「無限列車」の中で繰り広げられる鬼との戦いがあり、多くの人が行方不明となっていた原因である鬼を射止めます。
「無限列車」が脱線したにもかかわらず、乗車していた人は全員無事でした。
主人公の竈門炭治郎は傷を負っていましたが、炎柱・煉獄杏寿郎が、呼吸による体内の傷を探し当てる助言をしたことで、炭治郎は止血をすることができました。
ここで安心するかと思いきや、また新たな別の鬼が現れます。
新たな鬼の上弦の参・猗窩座(あかざ)が現れますが、竈門炭治郎は傷を負っていて戦うことができません。
それよりも、炎柱・煉獄杏寿郎と新たな鬼の上弦の参・猗窩座の戦いが凄まじく、一瞬の隙もないので、自分達が助けに行くことで、かえって脚を引っ張ることになってしまうと、身動きができないまま戦いをただ見ているだけでした。
この戦いの最後は、炎柱・煉獄杏寿郎が負けてしまい命を落とします。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の感動した場面
炎柱・煉獄杏寿郎は子供の頃に母親を病気で亡くしています。
そして今は、父親と弟がいますが、父親は昔、炎柱・煉獄杏寿郎と同じように鬼滅隊で柱の存在でしたが、なぜか今は昔のような父親ではなく、卑屈な人間になってしまい、柱となった息子である杏寿郎を全く褒めることはありませんでした。
弟は、兄を慕う優しい子に成長していました。
幼き日に母が「弱い人を助けるのは、強く生まれた人の責務。決して忘れないように」との言葉を思い出しながら、最後の力を振り絞って戦います。
そして戦いを終え、炎柱・煉獄杏寿郎は最後に竈門炭治郎に伝えます。
炎柱・煉獄杏寿郎の生家にある歴代の炎柱が残した手記に、「ヒノカミ神楽」について何か記されているかもしれないと教えます。
その後も「弟は、心のまま先に進むように。父は、体を大切に。」と遺言を伝えます。
更に、「禰豆子を鬼殺隊の一員として認める」と伝え、「君達は鬼殺隊を支える柱となる人だと俺は信じる」と励ました視線の先には、亡くなった母親の姿を見てつぶやきます。
「私はやるべきことを全うできましたか」
と尋ねると、母親は微笑みながら
「出来ましたよ」
と優しく答えました。
そして炎柱・煉獄杏寿郎は、笑顔で息を引き取りました。
今回の炎柱・煉獄杏寿郎の殉職の背景に、頑張って柱になった姿を、父に褒めてもらえなかった悲しさがあり、幼い頃に母親から言われたことを心の支えにして最後まで戦い、死ぬ間際に現れた母親に褒めてもらえたことが、涙腺崩壊のシーンでした。
まとめ
「鬼滅の刃」が何故これだけ支持されるのかは、主人公をはじめ登場人物、鬼の悲しい過去が話しの中に出てくるからだと思います。
現在は「こうなってしまった」けど、そこには理由があって、その理由が、悲しいことや辛いことであるから感情移入しやすいのだと思います。
今の時代はIT化が進み、インターネットで文字の世界が広がっているけど、そこには「人の温かみや感情、思い」が伝わらないことが多いと思います。
そんな時代であるからこそ、この「鬼滅の刃」が人の『心』を表現してくれているから、観る人の気持ちを捉え、支持されているのだと今日映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観て改めて思いました。
まだ映画を観ていない方、或いは既にテレビで放送されているものを観ていないようであれば、そちらも観ることをおすすめします。
日本のアニメってストーリーも映像も本当に凄いです!
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