強運のメソッド木下レオン帝王占術 を読んで自分を見つめる学びがありました
メディアに頻繁に出ている「木下レオン」さん。
木下レオンさんのアドバイスには、力強く厳しい言葉も多々ある中に優しさも感じられるので、どういう人なのか興味を持っていました。
「占い」という括りを越えた『生きるヒント』も感じることが出来ましたので、今回ご紹介をしたいと思います。
運命は変えられる
自己啓発の本を読んでいると、よく「運命は変えられる」という言葉を目にします。
この本にも、生まれてきた環境や関わってきた人達によって、恵まれない境遇の人も居ると前置きをした上で、木下さん自身が「私は家族の愛情に恵まれない星のもとに生まれています」と言っています。
実際に、両親と不仲になりそうな出来事があり、深く落胆したこともあったそうです。
しかし、「両親やご先祖様を大切にすることで幸福が訪れる」という言葉を、出会った多くの人に伝えてきているので、伝えている本人が実際そうじゃないとアドバイスに説得力がないと考え、「行動と結果で運命は変えられる」ということを実証したそうです。
ご両親や先祖がいなければ、今の私が生まれてくることはなかったと思い、今生きていることに感謝をした結果、今では月に一度は両親のもとを訪れて、良好な関係を築けているそうです。
神様から常にジャッジされている
日頃何をやってもうまくいかない人は『徳を積む』ことで、運気アップにつながるそうです。
以前私は、「隣の芝生は青く見える」ように、いつもやることなすことうまくいっている人は、運命に祝福されているように見えるけど、そういう人は必ずほかの人の見えないところで努力をしているんだな、と思ったことがあります。
「私は何をやってもうまくいかない」と思っている人は、「自分さえ良ければ」と思っていないか、「両親のことを大切にしているか」と、普段の行いを一度振り返ってみるといいそうです。
『日常の生活の中で常に、神様からジャッジされている』という言葉も印象に残りました。
運のリズムを味方につける
私も時々「うまくいかないな・・」と思うことがあります。
きっと誰でもそう思うことが1度や2度だけではなく、長い人生の中ではあると思います。
この本では「良いことばかりは続かないように、悪いことばかりも続かない」と言っています。
運には周期があり、幸運・不運の波が誰にでも必ずあって、うまくいかない時は「この状態がずっと続くんだ」と思い込んでしまいがちですが、そんな時こそ自暴自棄になってしまわずに、必ず良い運気へ流れが変わるから安心して、努力や徳を積む気持ちを忘れずにいることが大切だそうです。
そして、『運気の流れに沿った行動を起こすことも重要』だそうです。
運をつかむためには行動を起こすことが必要で、運という文字は「運ぶ」という意味でも使うように、ただじっとしているだけでは良い運気は運ばれてこないと言っています。
確かに、私もここのところじっと考えていることが多く、「ひらめき」や「楽しい」と思うことが、降ってこないなと感じています。
その場に行き、その空気に触れたり、エネルギーを感じたりすることで、新たな発見があったりします。
コロナ禍の中で、行動に移すことがなかなか難しくもありますが、「運」を引き寄せるきっかけを作るために、少しでもできる範囲の行動をやっていこうと思いました。
笑顔・言霊から運気を引き寄せる
「”笑顔”こそが”幸運を引き寄せる”パワーを持っている」
「”運が悪い”といった言葉を口にせず、”ありがとう”といったポジティブな言葉を口にする」
「笑顔」でいる人や「ありがとう」と言える人には運がやってくるとは、多くの本に書いてある印象があります。
自分自身の今までのことを振り返ると、親から「”笑顔”と”感謝”を忘れずに」と言われて育ち、子供達にも同じように教えてきていました。(できているかどうかは別として)
しかし、「”笑顔”と”感謝”を忘れずに」が、心に余裕がなかったりすると、できないこともあるんですよね・・。
笑顔でさり気なく感謝の言葉や態度を表す人は、一緒に居て居心地の良い人なので、「また会いたいな」と思います。
人との繋がりも運を引き寄せる、とても大切なことだと思います。
感じたこと・・
いくつか印象に残ったことを書きましたが、全体的な感想としてこの本は「占いの本」というよりも自己啓発に近いような気がしました。
吉方位や、運勢のことにも時々触れていますが、私は「生きていく上で大切なこと」のメッセージが書かれている本だという印象でした。
ご自身の苦労された経験もあって、それを変えてきたからこその「言霊」が伝わってきたのかもしれません。
先ず出来ることから「徳を積む」と「行動」を、ちょっとずつやっていこうかなと思いました。
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