守りに入るか変化を楽しむか 50代はアナログも知っている実は贅沢な世代
今は多様化の時代。
私は30年間会社員生活をしてきましたが「会社で定年まで働くのがいい」と考えていました。
「今が20代や30代だったらいいな」と思うこともありますが、50代だからアナログなことも知っていて今の時代も経験して、場所を選ばずに仕事ができている、実は贅沢な世代の人間なんです。
「1つのことを続けることの価値」にも変化
日本は、我慢をして1つのことを続けることに価値がある文化が根底にあります。
若者でも中高年でも、世代に関係なく「会社で定年まで働くのがいい」と考えて、人生設計を立てている人が多いようです。
現実的にも、転職は容易なことではなく、新しい環境で始めることにもパワーがいります。
1つの会社に長年勤めた方が、経済的にも立場的にもメリットがあるのも確かです。
しかし、現実的に1つの会社で一生を終える人は年々少なくなっています。
働く側に問題がなくても、会社の倒産やリストラ、人間関係のトラブルなどで会社を去る人も現実問題としてあります。
転職をするにしても「これまで営業職をしてきたから」「〇〇の資格を持っているから」と1つの職種だけにこだわると、これまでの職場で通用してきたスキルが、他の場所では使い物にならないことがあります。
もちろん1つの会社に長くいるからこそ、キャリアを積み上げたり、自分のやりたいことを実現できることもあります。
これまでのキャリアが会社内外で評価されるのであれば、転職や定年の時に声をかけられることもあるでしょう。
「人生経験」が更に上乗せできる
私は20代の頃、「高価なものは一生モノ」という理由をつけて、洋服やバックにお金をかけて、ローンを組んで買っていたことがありました。
でも、その時に買った服を今も着ているかといえば、着ていません。
とうの昔に、私のワードローブからは消えています。
それまで似合っていたものが、年代が変わると急に似合わなくなってきたり、時代の流れによって洋服のデザインやフォルムが変わってきます。
それと同じように、高校や大学を卒業して、ほとんど働いた経験がないまま選んだ会社を「一生の仕事」とするのは、変化が激しい現在では無理があります。
「だんだん合わなくなってきた」「他にも選択肢があるんじゃないか」と疑問を抱くのも当然ではないのかなと思います。
仕事というのは偶然の巡り合わせのようなもので、やってみないと分からないですし、向き不向き、時代に合っているのか、やり続けられるのか、年齢とともに変わってくることもあります。
生活のために会社を止められなかった人も、50代に入って、昔からやりたかった仕事に挑戦してみたり、これまでの仕事の経験を土台に独立をしたり、全く新しい環境で始めたりする可能性は大いにあります。
20代、30代と違って、それまでに経験してきたことや積み上げてきたことが、50代では「人生経験」として上乗せできるのです。
守りに入って「変わらない」より、「変わること」を楽しむ
50代からは、未来に「どれだけの結果や報酬が得られるか」より、今「どれだけ充実した時間や、心の中満足や安心が得られるのか」のほうが大事になってきます。
40代50代で会社に勤めているのであれば、会社員で働いてにいるうちに、近い将来の定年後に別の仕事をすることも見据えて「やりたいこと」「やれること」を見つけておいたほうがいいでしょう。
「やめてもこの道がある」「いつかこんな仕事をしたい」などいくつかの選択肢を持っておくだけでも心強いものです。
本当の安定とは「変わらない」ことではなく、「変化しながら柔軟にバランスを保つことを楽しむ」ことです。
生きている年代で、自分の気持ちや状態、周りの環境も移り変わっていくものですからね。
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