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ー 50歳からの心と暮らしの整え方 ー 成瀬汐里のブログ

人生の後半戦を変えるために新たな挑戦をするタイミング

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成瀬汐里(なるせゆうり)1969年生まれ。ライフシフトクリエイター|30年間住宅業界に従事し管理職を経験。家事や子育ても両立しながら家族のお弁当を27年間作り続け2019年起業。しかし半年後に腹部に痛みが出始め僅か10日間で歩行困難に。「脊髄炎」と診断。 人生初の長期入院を経験。1年半の病気療養とリハビリを経てほぼ完治。体が丈夫であることが取り得だと過信していたが病気療養という「人生の休憩時間」を持てたことで、自分の人生、健康、家族についてじっくり考える機会に。 30年間の会社員生活を通しての経験や仕事や子育てや家事との両立、40代後半に不動産投資を開始したこと、1年半の病気療養生活から分かった日常の大切さや"あたりまえ"の愛おしさをブログで発信。自身がアドバイザーでもあるマヤ暦のことも時々発信している。 マヤ暦KINナンバー:K91 青い猿/青い嵐/音13 ガイド: 青い鷲 【座右の銘】自分の可能性を諦めない」。【ミッション】自分ファーストで生きる女性を増やすこと。心とお金を整え自分の可能性(種)を見つける「ジブン未来STORY」を主催。
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私が「人生を変えよう!」と思って行動を始めたのは、47歳の時でした。

当時は激務生活の真っ只中。

「やっぱりこのまま定年まで、この生活を続けたくない…」と思ったのがきっかけでした。

45歳の時に浮かんできた言葉

管理職になって3年が経とうとしていた時、社長との打ち合わせを終えて自分のデスクの席につきながら、「今日も残業になってしまいそう」と、沈んだ気持ちになっていました。

やるせない気持ちのまま椅子に深く腰かけて、机の上に置いてあった健康診断の書類を目にしながら、自分の生年月日に目がいきました。

 

「私、もう45歳なんだ…」

ふと、外の景色を観ながら思いました。

 

この時の心境はあまり覚えてはいませんが、なぜかその後すぐに

「15年前は30歳だったけど、15年後は60歳になるんだ…。このまま終わっちゃうんだろうな、嫌だな…。」

 

と思いました。

30歳の誕生日に、職場の皆んなから「おめでとう」と言われたのが、つい先日のことのようでしたが、もう15年も経っていたんです。

 

60歳になったら、また、つい先日のことのように15年が過ぎてしまって、今度は「定年おめでとう」と言われているのかなと思いました。

その時は、自分の老後の心配や、親の介護をしているのかもしれないと思ったら、なんとも言えない複雑な気持ちになりました。

 

当時は、上の子が大学生、下の子が高校生だったので、まだ子育ては続いていましたし、老後はずっと先のことだと思っていましたから、子育てが終われば自分の時間が持てるはず、と頑張っていた時期でした。

それに、まだ自分の老後のことなんか考えたくないと思っていたのも確かです。

 

 

新しい環境でも変わらない、だから火がついた

それから1年後に、東京の会社で仕事をすることになりました。

私が長年いた業界的は男性社会でもあり、夜も遅いのが当たり前のような風潮でもあったので、私自身「仕方がない」と考えるのは自然なことでした。

 

東京での生活も慣れて1年が経った頃に、「毎日帰りは遅いし、朝はぎゅうぎゅう詰めの電車で仕事に行くのが嫌だな…」という気持ちが次第に大きくなっていました。

更に、社長の無理な要望に応えるのに疲れ果て、言い争いをしたことが拍車になり「こんな人生はおかしい!こんな生活を定年まで送るのは嫌だ!」と強く思うようになりました。

 

そして、行動を開始したのです。

 

 

家計を見直し、生命保険を下げることからのはずが…

まずはじめにしたことは、家計簿をつけ、保険の見直しをしました。

その時相談した先は、東京都内に在る、とっても豪華なシャンデリアとゴージャスな内装の、外資系の保険会社でした。

 

「無料」という言葉にラッキーと思い、相談をしに行ったんです。

その時は、外資系の保険と日本の保険との違いも分からないまま、相談員の女性の話を聴きながら、すっかり私は納得をしていました。

 

最終的には、それまでに入っていた保険を全てやめて、勧められた保険に入り直すのがベストだという提案をされました。

その時の私は、提案された保険のメリットだけを聴いて、納得をしてしまったんです。

 

 

月額の保険料金が、15,000円も増えていたことに気づいた!

そして、手続きをするために必要な書類を集めていた時に、「あれ?家計を見直して、ムダをなくすつもりで相談に行ったはずだよね?私」と思はじめたんです。

提案された保険に入り直せば、数年後にリターンがあると言われましたが、「私は、今出ていくお金を減らしたいと思って、ここに相談に来たはず。月々15,000円も増えてるよ!!」と気づいたんです。

 

この時までの私は、「良いものを提案してくれて、ありがとうございます」と、知らないにも程があるくらいの残念な人でした。

しかし、この気づきが、後々の自分のアンテナを鍛えるきっかけになったんです。

 

 

「意図と動機」を思い出すクセ付けが大切

そもそも、家計をプラスにする目的から始めた行動だったのに、マイナスにしてしまっては全く意味のない行動になってしまうところでした。

「良いこと、良い話、得になる」といった、魅力的なあんぱんを目の前にぶら下げられると、喜んでパクっと食べていたような自分から、脱出することができたんです。

 

今までにない考えや良いと思われる話を聴くと新鮮に感じて、ついつい飛びついてしまうものです。

そんな時に、自分の気持ちを確かめるクセづけ「意図と動機」が大切だなと思いました。

  1. なんでこれをしようとしたの?(目指すこと、こうしようと考えていること)→意図
  2. なんでこの行動を起こしたんだっけ?(出来事が起こる原因、人間がある状況のもとでその行動を決定すること)→動機

 

結局その保険には入らずに、その時に入っていた保険を見直して、内容を変えてもらいました。

これだけでも、夫と私、後に子供達の保険も最低限の保証に入り直して、月額25,000円も保険料を下げることができたんです。

 

 

ふと思ったことが自分の人生を変えるきっかけになる

「このまま終わっちゃうんだろうな。嫌だな。」

と思った45歳の時が、今の私の原点でした。

 

それから今に至るまで、家計を見直してムダな出費をなくし、不動産を買い、会社員を卒業することもできました。

更には、大病をして入院もし、人生に深みを増すような経験もさせてもらいました。(病気は、想定外のことで辛い経験ではありましたが)

 

今でも遠回りをしていることはたくさんありますが、私には必要な経験だと思える自分もいます。

本当は、最短コースで目的地へゴールをしたいですが、そんなに器用でもないですし、人より時間がかかる人間です。

 

まだまだ道半ばですが、1年後、3年後、5年10年…と後悔だけはしたくないと思ってはいます。

地味でも楽しく、自分に正直に、悔いが残らないように、これからも行動はし続けようと思います。

 

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成瀬汐里(なるせゆうり)1969年生まれ。ライフシフトクリエイター|30年間住宅業界に従事し管理職を経験。家事や子育ても両立しながら家族のお弁当を27年間作り続け2019年起業。しかし半年後に腹部に痛みが出始め僅か10日間で歩行困難に。「脊髄炎」と診断。 人生初の長期入院を経験。1年半の病気療養とリハビリを経てほぼ完治。体が丈夫であることが取り得だと過信していたが病気療養という「人生の休憩時間」を持てたことで、自分の人生、健康、家族についてじっくり考える機会に。 30年間の会社員生活を通しての経験や仕事や子育てや家事との両立、40代後半に不動産投資を開始したこと、1年半の病気療養生活から分かった日常の大切さや"あたりまえ"の愛おしさをブログで発信。自身がアドバイザーでもあるマヤ暦のことも時々発信している。 マヤ暦KINナンバー:K91 青い猿/青い嵐/音13 ガイド: 青い鷲 【座右の銘】自分の可能性を諦めない」。【ミッション】自分ファーストで生きる女性を増やすこと。心とお金を整え自分の可能性(種)を見つける「ジブン未来STORY」を主催。
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